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​結髪実演​
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野外屋内を問わず、日本髪の結髪実演にお伺いしています。

公民館、博物館、産業文化会館、教育施設、呉服店、カルチャーセンター、見本市神社仏閣などで開催。

結髪と同時に、歴史に絡めて髪の変遷を紹介し、道具や材料を説明したり、髪型の違いから身分や仕事などまでが判別できると言われる日本髪の有り様を解説していきます。時代や風俗のテーマに添ったお話にも対応します。

観覧者から直接お受けする質疑応答を交え、結髪あるあるの小ネタやトリビアを知って、ぜひ日本髪を身近に楽しんでいただきたいと思います。

はや東京オリンピックまで500日を切ったというこの頃、日本らしさを表現する上で、挿し絵などへ日本髪を結った着物姿が採用されている風景に、様々な場面で出会い行き会うことが増えました。

知られているようで知られていない、愛昧で中途半端でブラックボックスな日本髪の形が、私の良心をチクチクと刺激してまいります。

全国的にも有名な企業が出したポスターやパッケージに、京都の舞妓さんに似て非なる姿が印刷され、和服を着ているようで他国の民族衣装の特徴が顕著であったりと、和風であって和装ではないモノが次々と作り出されている現状です。

こうなってしまった一端に、日本髪を紹介していく努力を怠った自分も連なっているのだと思うと同時に、このままでは技術が消失するぞという焦燥を、とても強く感じます。

 

こ〜んな髪型が作り出されて、流行った時代があったんですよ〜!。

と声を大にして申し上げたい私は、自らも都度つどに髪を結って、日本髪を広報していこうと考える次第です。

2019/03

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